一章:導かれし漢達


あとがき

 楽しみに待ってくれた方がいたので、少し頑張って早めに一作目を公開しました。

 まず、もしかすると乱筆気味になっているかもしれません。何故か?トリノを見ながら夜中に書いているからです(笑)その件については少し後悔してますが、今回も情景を詳しく解説することに最も力を入れてます。
 また自分が思い描いたよりも長い作品になってしまいました。これには理由があります。本来なら、この第一章は徐州大虐殺だけの話にするつもりでした。しかし、本作に入っても主人公の本当の敵が一人も出なければ、飽きられるかも…と危惧し、長作になるのを覚悟して、敢えて『九獣の神器』を一本登場させました。
 次回からはもうちょっと丁寧に書きたいと思いますので、もっともっと引っ張るような形になってしまうかも知れません。それは、ただ焦らしてる訳ではなく、読者が想像しやすい丁寧な書き方を目指すと、どうしても削れない文章が増えるのだと思い、大目に見てください。

 さて作品の方ですが、上記の通り、今回はかなり重厚な作品に仕上がったと思ってます。何人か次作に繋がる人物も登場させましたし、相変わらずストーリーアイデアには自信があります。
 いきなり同行する予定だった二人と離れることにしたのは、まさに先の事を考えていない賜物でしょう(笑)理由は簡単です。実は後になって、『るろうに剣心』という漫画の設定に良く似ていると思い当たりました。もちろんパクッたつもりはないですが、そう思われるのも嫌なので、少し彼女らと距離を置きました。しかし、ただでは転ばないつもりですので、あの二人が今後どう絡んでいくのか、楽しみにしておいて下さい。

 今回一番悩んだのは、実はサブタイトルである事を自白して、また次作のあとがきでお会いしましょう♪


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