第三章:死人の手招き


あとがき

 三章(実質四章目)まで来て、本来の目的である『九獣の神器』が一本も減っていないのは良いのでしょうか?(汗)
 待ってくれた皆さん、大変お待たせしました。第三章を公開しましたが、いかがでしたでしょうか?

 今回はなぜか序章が長くなっていますw
 当然、三国志の本当の主役である、あのお方と出会うわけですから、あのお方の魅力を引き出しながら、さらにそこにいくつかの伏線(またかよ)を貼っておきました。
 キャラの設定に関して、最も参考にするのはやはり自分の中の創造です。 それを文字にするのは本当に大変な事なんですよね?例えば、今回は多くの人物が登場してきましたが、楽進のキャラなどは個人的に非常に気に入ってます。イメージ的には『リングにかけろ』の石松をモデルにしてみました(笑)古すぎるから知らない方の方が多いでしょうが…。
 他にも高順は無口でガッチリな船木正勝、生真面目で影響力のある荀攸には八嶋智人を意識してみました。ちなみに許チョは『マッドマックス・サンダードーム』で。サンダードーム内でマックスと戦った、顔が子供の大男(ザ・ブラスター )をモデルにしてみました。
 しかしさすがに曹操だけは、私の他の作品に出てくる彼と一貫して同じタイプである事も付け加えておきます。

 さて、作品の方ですが、いよいよ大きな謎が一つ解けました。
 『常山隠密州』とあの人物。
 常山隠密州というナンセンスなネーミング(笑)はそれしか浮かばなかったのですが、あの人物の登場、彼と主人公の関係は、物語に大きく関与してきます。そして、この項の最初に語った、新たな伏線は、曹操軍に隠された彼らの仲間です。

 次回はついに呂布と決着を着けますが、その前に面白い試みを考えてます。
 次回作もお楽しみに♪


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