死神血風録
序章:死神の呪縛


はじめに

 前回の作品(真相)を書いたのはちょうど一年前でした。この間隔に特に理由はありませんが、この作品の構想はその当時から持っていました。

 さて、私は作品を書く際、特に設定を何かに書くわけでもなく、まさに頭に思い描いた物語をリアルタイムに文字にしているだけです(笑)おそらく小説を書く様なタイプではないのでしょうね。その証拠に私は本を読みません。本を読まない作家なんていませんもんね(汗)
 今作品も実は一日で全てを書きました。

 毎回お話しますが、常に私は作品にテーマを持って取り組んでいます。今回のテーマは、壮大なスケールを想定して、『創造』と『想像』と『連載』です。
 どの三国志漫画・小説・ゲームとも違う、オリジナルな三国志の武将達を登場させたい。また、主人公をオリジナルの人物に設定する事で、さらに独創的な世界を作りたいと思いました。これが『創造』です。
 また技術面では、読み手が想像しやすいように、背景や世界観、人物像をより詳しく説明することで、読者がその場面にいるような感覚を味わってもらいたい。これが『想像』。
 図書館初の連載作品を掲載することで、新たなジャンルへの挑戦としたい。同時にもし楽しみにしてくれる方がいれば、何度でも足を運び、別の作品にも興味を持ってもらえると期待して『連載』に挑戦します!

 今回の序章は文字通り、三国志の人物はほとんど出てきません。まさにプロローグといった感覚で読んでもらえたら最高です。
 数々の謎を作中に散りばめていますので、皆さんそれぞれにこれからの展開を予想してください。ちなみに私が思い描いている話の続きは今のところあまりありません(笑)皆さんの予想が現実の作品になる可能性だってあるのです。


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