「このまま敵を突き倒せ!」
直ぐに陳恭が駆け寄ってきた
「文達、このまま名乗り上げて敵を牽制しよう」
李通は言われるままに名乗った
「我が名は李通!字を文達!!!我に相手するものは居るか!」
「我が名を陳到!私が相手いたす!」
一人の若者が李通に反応した、風采は周りが見とれるほど整っており、長槍を操り、李通までも少し見とれてしまった…、とその中で一人直ぐ様陳恭が反応した
「えっ…?待てよニィ!!!俺だよ!陳恭だよ!」
陳到は勇んで李通に突進しようとしていたが、陳恭の呼び掛けに反応した
「陳恭…、まさか我が弟がいるわけであるまい!李通とやら勝負!!!」
すでに陳到は李通のすぐ近くまで近寄っていた
「どけっ!陳恭!!!」
李通は陳到の槍を防ぎ直ぐ様反撃していった。いつの間にか李通と陳到の一騎打ちに皆動きが止まり、二人を囲むかのように両陣営見いっていた…