「陳到…」

初陣の後、李通はその功績を持って周曄に召されていた

「父上、見事賊討伐を成し遂げて参りました」

「見事であった、してその隣にいる者はだれだ」

周曄は答えた

「李通と申す者でございます。字を文達、賊討伐のおりになかなかの働きをしたため召しあげました」

「(こいつが周直か)お初にお目にかけます李通と申します」

「周直である。なかなかの者であることは一目で解る。そなたを我が軍の将として迎えたいがいかがかな?」

「光栄でございます」

「よし!今日は我が子、周曄の戦功を称え、宴をいたすぞ」

李通はその後、周曄の将として身を置くことになった。宴は盛大に行われ、李通は一人今日の戦いで会った陳到のことを思い出してい

「陳到…」


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