「おいそこの者なぜ逃げる!お前みたいなやつはこうなるのた!!!」
周曄は躊躇わずに兵を斬った。これに兵は怯え前に進んだ、
「李通!どうしたのだ!?はよう行けい!!!」
すると李通は
「…、兵を人間とも思わず斬る者のは人間としての器なく、戦を考えもせず進める者のは将としての器なく……」
「李通なにを言っているのだ???」
次の瞬間、李通の槍は周曄の喉元を即座に指した
「がっ!あっ…」
周曄はそのまま馬から倒れた。
「……、よいか!周曄殿は将としての器ではなく、また兵を操る能力はない!数多く兵にした仕打はこの天が許しても私は許さん!!!周曄殿の軍は私の指揮下に入る!」
李通は自分のしていることがわからなかった。発している言葉も、陳恭が李通になにをしたのか問掛けられたのも、そのまま呉露を倒しその残党まで指揮下に置いたことも…。なにもわからない…